4歳卵・乳アレルギー児の普段のおやつ事情！実際に食べているリアルなおやつを紹介します

卵・乳アレルギーのある子どもを育てていると、「おやつ、何をあげたらいいんだろう？」と悩むことが本当に多いですよね。

わが家にも、卵・乳アレルギーの4歳の息子がいます。

市販のおやつは原材料チェックが欠かせないし、手作りばかりだと親がしんどくなります。
だからこそ、我が家では「無理しすぎない」「普段のおやつは普段用」と割り切って、おやつ選びをしています。

この記事では、特別な日のおやつではなく、普段よく食べているおやつを中心に、リアルな我が家の状況をまとめました。
同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

もくじ

4歳のおやつ、我が家の基本ルール

まず、我が家のおやつの考え方はこんな感じです。

・毎日食べても罪悪感が少ないもの
・卵・乳不使用で安心できるもの
・「アレルギー用」に見えすぎないもの
・親が用意しやすいもの

この4つを大切にしています。

アレルギーがあるからといって、毎回特別なおやつを用意するのは正直大変です。
なので、日常のおやつはできるだけシンプルにしています。

市販で簡単に手に入るお菓子を中心にあげています。またできるだけ家計に優しい値段のお菓子にもしています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

普段よく食べている市販のおやつ

ビスケット・クッキー類（卵・乳不使用）

卵・乳不使用のビスケットは、ストックしておくと本当に助かります。
ちょっと小腹が空いたとき、外出前後、保育園から帰った後など、さっと出せるのが魅力です。

最近は「卵・乳不使用なのにちゃんとチョコ味」「見た目が普通」の商品も増えてきて、息子も抵抗なく食べてくれます。

チョコ味が大好きな息子は、オレオが大好きです。家族も好きで、みんなで食べれるのが良いですよね。

米菓・せんべい系

原材料が比較的シンプルなものが多く、安心感があります。
甘いおやつが続いたときのリセットにも使いやすく、親としても助かる存在です。

私がせんべい系をあげるときに気をつけているのは、塩分です。しょっぱすぎるせんべいは購入しないようにしています。

卵・乳不使用アイス

夏場やごほうびおやつとして取り入れています。
「みんなと同じようにアイスが食べられる」という体験は、息子にとっても大切だと感じています。

アレルギー対応でなくても手に入りやすいアイスも良く買います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガリガリ君や爽のフルーツ系の味やアイスの実のぶどう味なども卵・乳不使用で安心して食べれます。見た目もみんなと同じアイスですし、息子も喜んでいます。

手作りでよく作るおやつ

卵・乳不使用ホットケーキミックスのおやつ

ホットケーキ、パウンドケーキなど、アレンジしやすいのが魅力です。
まとめて作って冷凍しておくと、忙しい日でもラクです。

ちょっとしたイベントに息子とパウンドケーキを作ったりもします。　　　　　　　　　　　　　　　手作りの卵・乳不使用チョコソースをかけて、イチゴを乗せたりすれば豪華なケーキの完成です。　一緒に作るのも楽しいですし、卵・乳不使用でも美味しいお菓子は作れるので不満もありません。

蒸しパン

米粉の蒸しパンを良く作ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　卵・乳不使用でもふわふわにできますし、ココアを加えればチョコ風味になるので息子も大喜びです。　

朝ご飯にも出したりします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　米粉で作ると小麦粉の蒸しパンよりも腹持ちが良くおすすめです。

手作りではないですが、このスーパーに打っている蒸しパンが息子は大好きです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　買い物ついでに購入し、おやつにする時もあります！

手作りチョコ

ココナッツオイル・ココア・はちみつでチョコレートを作ったり、冷凍バナナにコーティングしてアイスを作ったりします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こちらは記事にしていますので詳しいレシピなどは、こちらをご覧ください！【体験談】乳アレルギーっ子が毎回おねだりする！材料3つで作れるチョコレシピ

私のダイエットおやつにもなるので一石二鳥です。夜食にも罪悪感なく子どもたちと食べれますし、甘いもの欲しさがなくなります。

卵・乳不使用おやつの悩み｜グミ・キャンディー問題

卵・乳不使用のおやつを探していると、どうしても安定して見つかるのがグミやキャンディーになります。

原材料的には卵・乳不使用のものが多く、アレルギーの心配が少ないです。
その点ではとても助かる存在です。

実際、わが家でもグミやキャンディーは「どうしても今すぐおやつが必要」「外出先で選択肢がない」そんなときに頼っています。

でも、正直なところ悩みもあります。

虫歯と砂糖の摂りすぎが心配

グミやキャンディーは、卵・乳不使用で安心してあげられる反面、

・砂糖の量が多い
・歯に残りやすい
・虫歯のリスクが高い

という不安がどうしてもついてきます。

息子もグミが大好きで、見つけると「これ食べたい！」と言います。
禁止してしまうのは簡単だけど、完全に避けるのも現実的ではありません。

だから我が家では、「ゼロにしない代わりに工夫する」というスタンスをとっています。

我が家でしている工夫

家では必ず歯みがきをしっかり

グミやキャンディーを食べたあとは、「あとで歯みがきしようね」と必ず声をかけています。

4歳になってからは、「虫歯になるからね」と理由を伝えると理解してくれるようになりました。

食べたあとはお茶を飲ませる

すぐに歯みがきができないときは、お茶を飲ませて口の中を流すようにしています。

それだけでも、「何もしないよりはいいかな」という気持ちで続けています。

毎日にはしない

グミやキャンディーは「特別枠」です。毎日のおやつは、ビスケットやせんべい、手作りおやつが中心です。

卵・乳不使用＝安心、ではあるけれど、体への影響まで含めて考えたいと感じています。

アレルギーがあっても悩みは尽きない

卵・乳アレルギーがあると、「食べられない」ことに目が向きがちですが、実際に生活していると、食べられるものの中での悩みもたくさん出てきます。

・安心だけど砂糖が多い
・選択肢が少ない
・子どもは甘いものが好き

その中で、完璧を目指すのは難しいです。

だから私は、「できることを続ける」「悩みながら選ぶ」それでいいと思うようになりました。

4歳になって変わったおやつ事情

4歳になってから、息子のおやつ事情にも変化がありました。

・量をしっかり食べるようになった
・おやつ時間以外にも欲しがるようになった
・お友だちのおやつに興味を持つようになった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「それなに？」「ぼくも同じのがいい」と言うことも増えてきて、「これは卵・乳入ってるからダメなの」と伝えるのが悲しくなることもあります。
ですので、アレルギー対応だけど普通に見えるおやつの大切さを強く感じています。

またおやつ時間以外にもお菓子を欲しがるのが最近の悩みです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　出来るだけ、お腹が空かないようにごはんの量を増やす対策をしています。　　　　　　　　　　それでもお腹が空いたときには、フルーツや手作りの蒸しパンなどをあげるようにしています。

疲れた時には、気にせずにお菓子をあげたりしてしまうんですがね（笑）

まとめ

アレルギーがあると、どうしても「かわいそう」と思ってしまうことがあります。
でも、息子には「特別」よりも「普通」を感じてほしいと思っています。

同じ時間におやつを食べて、同じように「おいしいね」と言って、同じように満足して終わることができるように我が家なりのおやつ選びを続けています。

4歳の卵・乳アレルギー児のおやつに、正解はありません。
家庭ごと、子どもごとに合う形があると思います。

この記事が、「こんな感じでもいいんだ」「うちも試してみようかな」そう思えるきっかけになればうれしいです。

これからも、実際に食べてよかった卵・乳不使用のおやつを、リアルな目線で発信していきたいと思います。