卵・乳アレルギーのある息子が4歳になり、最近「食べられないこと」そのものよりも、心のケアについて考えることが増えてきました。
赤ちゃんの頃は、何を食べさせるか、原材料をどう確認するか、とにかく「食」の管理に必死でした。
でも4歳になった今、人との関わりが増えるにつれて、親として感じる悩みの種類が少しずつ変わってきたと感じています。
もくじ
交流が増えて見えてきた新しい悩み

4歳になると、従姉弟と遊ぶ機会が増え、お友達との集まりに参加することも多くなりました。
人との関わりが広がるのは嬉しい反面、卵・乳アレルギーがあることで、親として気を張る場面も増えてきました。
伝えていても起こるすれ違い
従姉弟には、息子が卵・乳アレルギーであることは伝えています。
それでも、バレンタインにチョコレートを渡してくれたり、親戚の集まりでケーキを用意してくれたりすることがあります。
もちろん、悪気がないことは分かっています。
「気持ちはありがたい」でもそのたびに、「これは食べられないんだよ」と伝えなければならない時間が、少しずつ心の負担になっていきました。
親戚の集まりでの工夫
そんな気持ちから、親戚の集まりに行くときは、息子が食べられるケーキを持っていくようにしました。
選んだのは、シャトレーゼの卵・乳不使用ケーキです。
シャトレーゼの卵・乳不使用ケーキについてはこちらの記事をどうぞ!
「これなら食べられるよ」と出せるものがあるだけで、親としての気持ちがかなり楽になりました。また私も息子と同じケーキにし、「ままと一緒だね」と食べたりしています。
周りに気を使わせないためというよりも、自分と息子の心を守るための選択だったと思います。
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お友達との集まりでの工夫
お友達との集まりでも同じです。
みんなが善意でお菓子を用意してくれるのですが、実際には息子が食べられないものがほとんどです。
そのたびに説明するより、最初から息子用のおやつを持参するようにしています。
「今日はこれを食べようね」と渡すと、息子も特別視されすぎることなく、落ち着いて過ごせているように感じます。
無理な時は、思い切って断るという選択
お友達の家に、何人かで集まることもあります。
でも正直、毎回それが心から楽しめるわけではありません。
お菓子のこと、食べられない場面のこと、どう説明するか…。
気持ちに余裕がない時は、思い切って断るようにしています。
「行かなきゃいけない」「断ったら悪いかな」そう思って無理をするより、自分の気持ちを優先することにしました。
行かない選択は、逃げではない
断ることに、最初は罪悪感もありました。
でも今は、無理をしないための大切な選択だと思っています。
親が疲れていると、その空気は子どもにも伝わります。
だから、「今日はやめておこう」と判断することも、心のケアのひとつだと感じています。
自分の家に来てもらうという安心感
その代わり、自分の家に来てもらうという選択をすることもあります。
家なら、
・食べられるおやつを用意できる
・原材料を気にしなくていい
・説明する回数も少なくて済む
親としてのストレスが、かなり減ります。
息子も落ち着いて過ごせて、ただ遊ぶことに集中できているように感じます。
アレルギーは「隠さずに、何度でも伝える」

最近、特に意識しているのは、アレルギーがあることを隠さないということです。
一度伝えたから大丈夫、前に話したから覚えてくれているはず、そう思いたくなることもあります。
でも、卵・乳アレルギーは、少量でも危険な場合があり、命に関わることもあるアレルギーです。
だから私は、遠慮せず、何度でも伝えるようにしています。
息子は卵・乳アレルギーです。 特に乳製品アレルギーが厄介なんです。
息子は食べていなくても、乳製品に触れると蕁麻疹が出ます。 牛乳を飲んでいた子がクッションに少しだけ牛乳をこぼしたとします。 そのクッションに息子が触れると蕁麻疹が出ます。
ですので誰かの家に行くのが難しいのです。 お菓子を食べた後、手を拭かずに遊んでいる子を見ると「ぞっとします」。
そんな状況だからこそ隠さず伝えないといけないと思っています。
「気まずさ」よりも「命を守ること」
何度も伝えるのは正直気まずいです。
相手に申し訳ない気持ちになることもあります。
でも、言わなかった後悔の方が、ずっと怖いです。
だから、
・卵・乳アレルギーがあること
・触れるだけでもダメなこと
・勝手に与えないでほしいこと
この3つは、できるだけはっきり伝えています。
親が伝える姿を見せることも大切
今はまだ4歳で、自分で説明するのは難しい年齢です。
だからこそ、親が代わりに伝える姿を見せることも大切だと思っています。
「食べられないから言う」ではなく、「命を守るために伝える」。
それを少しずつでも、息子に伝えていけたらと思っています。
何度も伝えるのは神経質だからじゃない
アレルギーの話をすると、「そんなに気にしなくても大丈夫じゃない?」と言われることもあります。これは本当に何度も言われたことがあります。
でも、何度も伝えるのは神経質だからではなく、必要な行動だと思っています。
守るべきものがあるから、伝える、それだけです。
これは余談ですが、息子がアレルギーだとわかってから娘には食べ物を食べた後は、手を洗うことや机を拭くこと、落ちているものがないか確認することをしてもらっていました。
命を守る行動が他人には、「そこまでしなくてもいいんじゃない?」と言われたことがあります。
言われるたびに、「なにも知らないくせに」「自分の子どもがアレルギーないからそんなことが言えるんだ」と思うこともありました。
でも今ではとてもポジティブに考えれるようになりました! だって、娘・息子は食事の後の片付けが上手なんです! 家だってきれいに保てますよ(笑)
また「お菓子食べれなくてかわいそう」と言われても気にしません。 だってお菓子を食べる機会が減ったことで体は健康です! アレルギー対応お菓子は無添加の物が多いため、体に良いものしか食べさせてないと思えるようになりました(笑)
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まとめ

4歳になって、卵・乳アレルギーの悩みは「食べられる・食べられない」から、「どう関わるか」「どう気持ちを守るか」に変わってきました。
無理をしない!
必要なことは、何度でも伝えてもいい!
アレルギーだと分かった時は、「ごめんね」と泣いていました。 過剰に掃除をしたり、誤飲がないか気を張ったりしていました。 そんな状況が嫌で、他人の家に行くことが嫌になり断るようになりました。
でも今では、断ることは悪くないし、掃除をすることも悪くない。 息子と自分を守るためにしているだけです。
息子の命と心を守るために、これからも自分たちのペースで向き合っていくつもりです!
同じ悩みの人に共感してもらえたら嬉しいです。

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