卵や乳製品を除去していると、ふと「栄養、足りてるかな…?」と心配になること、ありませんか?
卵も牛乳も栄養たっぷりな食材なので、除去中はどうしてもバランスが気になりますよね。
今回は、卵・乳を除去したときに不足しやすい栄養素と、日常の中で上手に補うコツをまとめました。
無理せず、家族みんなが安心して食べられる工夫を一緒に見ていきましょう。
もくじ
卵・乳製品に多く含まれている栄養素とは?

卵には、良質なたんぱく質・鉄分・ビタミンB群・ビタミンDなどが含まれ、
乳製品には、カルシウム・ビタミンB2・たんぱく質が豊富。
つまり、この2つを除去すると
「たんぱく質」「カルシウム」「鉄」「ビタミン類」が不足しやすくなります。
でも大丈夫!
普段の食事に少し意識を向けるだけで、しっかりカバーできます。
不足しやすい栄養素と補い方

■たんぱく質
成長や免疫力を支える大事な栄養素。
卵や乳が取れなくても、肉・魚・大豆製品で十分補えます。
- 豆腐、納豆、厚揚げ、豆乳
- 鶏むね肉、豚しゃぶ、ツナ、鮭など
おすすめ:「豆腐+ツナ+片栗粉」で卵なしつくね風に!豆乳スープや豆腐グラタンも◎
豆腐は絹豆腐よりも木綿豆腐の方が栄養素面でもおすすめです。また木綿豆腐でつくねやハンバーグを作ると食べ応えがあります。
■カルシウム
骨や歯を丈夫にするために欠かせません。
牛乳の代わりに、植物性のカルシウム源を取り入れてみましょう。
- 小魚(しらす・いりこ)
- 小松菜・チンゲン菜
- 豆腐・大豆
- カルシウム強化豆乳・オーツミルク
豆腐は、絹ごしよりも木綿豆腐の方がカルシウムが豊富です。また豆乳にカルシウムが入っている商品が増えています。是非試してみてください!
ポイント:カルシウムはビタミンDと一緒にとると吸収率アップします!
乳製品アレルギーの息子の身長は伸びているのか?カルシウムをどう取り入れているのかなど詳しく書いています。こちらをどうぞ!【身近な食材】乳製品アレルギー息子のカルシウムの取り方を紹介!身長の発達は異常なし!?
■鉄
血液の材料になる鉄分は、卵黄や乳製品にも含まれています。
除去中は赤身肉や大豆、ひじきを意識して。
- 牛・豚の赤身肉
- ひじき、レバー、ほうれん草
- 納豆、豆腐、レンズ豆
ポイント:鉄はビタミンCと一緒にとると吸収UP!
→ ほうれん草×みかん、ひじき煮×ブロッコリーなどの組み合わせがおすすめ。
鉄分を取り入れ方で鉄玉を紹介しています。こちらの記事をどうぞ!【医者もおすすめ】鉄玉子は鉄分補給に良いの?使い方や味は?実体験から体の変化も紹介します
■ビタミンB2・B群
皮膚や粘膜を健康に保つビタミン。
乳製品がNGのときは、豚肉・納豆・きのこ類を取り入れて。
- 豚肉、まいたけ、納豆、のり
- 雑穀ごはんや玄米にも多い
おすすめ:「豚しゃぶ+まいたけ+小松菜」の炒め物で、B群・カルシウム・鉄が同時に摂れます。
■ビタミンD
カルシウムの吸収を助けるビタミン。
卵黄や乳に頼らず、魚やきのこでしっかり補えます。
- 鮭、いわし、しらす
- きのこ類(特に干ししいたけ)
- 日光を浴びる(10〜15分でOK!)
手軽に補える市販品も活用しよう

最近はアレルギー対応の栄養強化食品も増えています。
たとえば…
- カルシウム強化豆乳・オーツミルク
- 植物性ヨーグルト(豆乳・オーツ・ココナッツベース)
- 鉄・Ca入りふりかけやスープ
- カルシウム小魚スナック
忙しい日でも、こうした商品を上手に使うと心強いですよね。
カルシウム強化豆乳はこんなにもあるの?
身近なメーカーばかりですね。
私は今まで気にしていなかったので、今度スーパーで探してみます!
味も色々あり、子どもでも飲めそうです。

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鉄・Ca入りふりかけが良い
給食などで出てきそうなふりかけですね。息子は白いご飯だけでは食べれなくて、いつもふりかけをかけています。ですのでふりかけでカルシウムと鉄分がとれるのは助かります。

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専門家のアドバイスもチェック

栄養士さんいわく、
「1日単位で完璧にしようとしなくて大丈夫。数日〜1週間でトータルバランスを見ればOKです」
トータルバランスで見ればいいのは、親としては有難い。私は、今まで「今日、全然カルシウムとってない、、、」と考え込むことがありました。しかし、1週間で考えていいなら安心です。今日とれなくても明日カルシウムを取ればいいですもんね!
大切なのは「食べられる食品の中で、できるだけ多様に」食べること。除去中でも、焦らず・楽しみながら工夫していけたらいいですね。
まとめ:除去中でも、工夫次第でバランスは取れる!

今回は、卵・乳を除去していても、肉・魚・豆・野菜・きのこなどの組み合わせで、栄養はしっかり整うことが分かりました。
今回紹介した食材は以下の通りです。身近にある食材ばかりです。献立に役立ちそうですね!
また今日の栄養ばかり気にせずに、1週間のトータルで考えましょう。この考えで私は気持ちが楽になりました。
たんぱく質 | カルシウム | 鉄 | ビタミンB2・B群・D |
・豆腐 | ・しらす | ・牛肉 | ・豚肉 |
・納豆 | ・いりこ | ・豚肉 | ・納豆 |
・厚揚げ | ・小松菜 | ・ひじき | ・まいたけ |
・豆乳 | ・チンゲン菜 | ・レバー | ・のり |
・鶏むね | ・豆腐 | ・ほうれん草 | ・雑穀・玄米 |
・豚しゃぶ | ・大豆 | ・納豆 | ・干しシイタケ |
・ツナ | ・オーツミルク | ・豆腐 | ・鮭 |
・鮭 | ・豆乳カルシウム強化 | ・レンズ豆 | ・しらす |
完全を目指すよりも、無理せず続けられる食生活が一番の栄養ですね。家族の「食べる楽しみ」を大切にしながら、安心ごはんを続けていきましょう。
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