【アレルギーの前兆？】生後3か月から体を搔く赤ちゃん。授乳中のママは卵を食べてはいけない？母乳からアレルギー反応が出るの？実体験から解説

生後３か月から体を掻き、顔がかゆいときは私の胸に顔をこすりつけていました。皮膚科に通い言われたのは、「お母さん、卵を食べないで。」と言われました。もしかすると赤ちゃんは卵アレルギーかもしれないから、母乳からの卵で肌が痒いのかもしれないとのことでした。

母乳から卵の成分って出るの？と疑問になりましたが、現在3歳の息子は乳製品アレルギーと卵アレルギーです。先生の指示はあっていたのかもしれません。

息子のアレルギーについての記事はこちら【実体験】離乳食でアレルギー反応がでたらどうする？これってアレルギーの症状？病院へ行くべき？息子の乳製品アレルギーが発覚した経緯。

本当に母乳から卵など、食べたものの成分が出ているのか？卵を食べずに母乳を与えた結果、肌はよくなったのかを詳しく書いていきます。

生後間もない赤ちゃんの肌荒れやアレルギーが心配な方に参考になればと思います。

もくじ

皮膚科へ行く前の赤ちゃんの様子

生後0～2か月の様子

よく顔に傷を付ける子でした。しかし赤ちゃんは自分で力の調整ができないため、顔を引っ搔いてしまうことはよくあります。ミトンを付けて顔に傷がつかないようにしていました。

生後3～4か月の様子

お風呂に入るときやお着替えの時にお腹を掻くようになりました。肌はガサガサで赤茶色の肌色をしていました。そして左頬に円形のガザガザしたものができはじめました。抱っこをすると顔を擦りつけてきたり、うつ伏せになっているときは床に顔を擦りつけていました。今思えば機嫌が悪いことが多く、かゆくて機嫌が悪かったのだとわかりました。

赤ちゃんの肌荒れが気になるからと私はあまり外出もせずに悩んでいました。「こんなに小さい子に薬を塗っていいの？」や「副反応は大丈夫かな？」まど自分一人で考えていました。一人で悩まずに病院へ相談をすればよかったです。

皮膚科を受診

診察内容・結果

「アトピー性皮膚炎ですか？」と聞いたところ、それはまだわからないとのことでした。息子の肌を観察して、「この肌の感じだと、何かアレルギーを持っているかもね」と言われました。

そこで塗り薬と私の卵禁止が出されました。

「卵が原因かはわからないけれど、原因がわかるまでは卵は控えてね」と言われました。母乳から卵の成分が出るの？と驚きましたが、先生の指示に従い除去しました。

経過観察

私は卵を除去し、息子は薬を塗るのを一週間続けたところ、体はどんどん良くなり、機嫌もいい時間が増えました。少しずつ薬も減らし、保湿をしっかりし、皮膚科にも通う日々が続きました。生後5か月になり、「離乳食を始めるのはもう少し肌が良くなってからが良いよ」といわれました。それはアレルギーで湿疹が出ているのか、もともとの湿疹かわからないためでした。まだ左頬だけ治らずに困っていましたので左頬が治ってから離乳食を始めようと思っていました。左頬はなかなか治らないので、先生も薬の種類を変えたり、してくれましたが治りませんでした。

スキンケアや洗剤の見直しを勧められた

左頬が薬でも治らず、困っていました。そこで薬ではなく、服の洗剤やベビーソープ、スキンケアの見直しを勧められました。結果的に薬を辞め、服の洗剤やベビーソープ、スキンケアを見直したところすっかり良くなりました。

先生に勧められた方法

• 服の洗剤を石鹸のみの洗剤へ変える⇒シャボン玉石鹸へ変えた
• ベビーソープを変え、顔は水洗いにする⇒シャボン玉石鹸のベビーソープへ変えた、顔は水洗い
• スキンケアを変える⇒アロベビーに変えた
• ガーゼでこすらない⇒指で優しく洗う

見直したところ本当に治りました。一番効果を感じたのは、顔だけ水洗いです。息子からすると顔を石鹸で洗うのは洗浄力が強すぎたようです。今のベビーソープは洗浄力が強く赤ちゃんの油分を必要以上に洗い流してしまいます。同じ悩みの方は、一度顔のみ水洗いをしてみてください。赤ちゃんは汗っかきですので、顔の皮脂が気になる場合は、皮脂が多い眉毛や眉間などはベビーソープで洗いましょう。ガーゼではなく手や指で優しく洗いましょう。朝の顔拭きをガーゼでしがちですが、水を付けた手で優しく目ヤニなどを取りましょう。

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授乳中は卵を食べていけないの？

一般的に、ママが食べた物は食品によって差があるものの、1～5時間で母乳に移行するといわれています。そのため、授乳後に、赤ちゃんにアレルギー症状のような反応がおこった場合、アレルゲンが含まれた母乳を飲んだのではないかと心配になるママもいるでしょう。

しかし、ママが母乳育児中にアレルギーの原因となる食品を食べたとしても、分泌される母乳にアレルゲンが含まれるとは一概にいえないようです。なぜなら、アレルゲンとなりうる食材を同量摂取しても、母乳にアレルゲンが含まれることもあれば、含まれないケースもあることを示唆する報告があるからです。

母乳がつくられて赤ちゃんの口に入るまでには、ママの消化・吸収機構や母乳の生成・運搬・分泌といった複雑な過程があります。母乳に含まれるアレルゲンも、食べたものがそのまま分泌されるわけではなく、低アレルゲン化されている可能性も考えらます。ママたちが安心して食事と授乳ができるよう、今後の研究成果が待たれるところです。　　　　引用　ままのて

心配なママはかかりつけの小児科に相談してみましょう。実際にわたしも皮膚科の先生には卵を食べないように指示されましたが、かかりつけの小児科では食べても良いと言われました。もしかすると専門分野や先生によって方針が異なるのかもしれません。サイトによっても意見は分かれています。

私は息子の肌荒れが治るまでは卵を除去し、改善しました。しかしその後は卵を食べても息子の肌は荒れることはありませんでした。だた離乳食を開始し、息子は卵・乳製品アレルギーでした。皮膚科の先生の読みは正しかったのかもしれません。

乳製品アレルギー・卵アレルギーについての記事はこちら【実体験】離乳食でアレルギー反応がでたらどうする？これってアレルギーの症状？病院へ行くべき？息子の乳製品アレルギーが発覚した経緯。

まとめ

赤ちゃんの肌荒れで気になることがあれば、かかりつけの小児科、皮膚科に行くのをおすすめします。

小児科の先生に言われた言葉が、「生後6か月の赤ちゃんの肌が生涯の肌を決めるとも言われます。」でした。現在息子は肌荒れはなく、アトピー性皮膚炎ともいわれていません。あの時は薬に抵抗がありましたが今では後悔していません。先生の指示に従い正しい方法で使用しましょう。

赤ちゃんは体がかゆく機嫌が悪いこともあります。薬を使うのに抵抗を持つときもありますが、一度相談してみて決めるのもいいかもしれません。薬だけでなく、皮膚科や薬局がおすすめしているスキンケアや石鹸もありますので、相談してみてください！